立志録【VOL.11】山城青年会議所の5年後の理想
<総務広報委員会>
今回は、森本理事長が考える山城青年会議所の5年後についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
<森本理事長>
よろしくお願いします。
<総務広報委員会>
漠然とした質問ですが、山城青年会議所が5年後にはこうなっていればいいな、という理想はありますか。
<森本理事長>
理想というのは漠然なことと具体的なことがありますが、漠然とした理想で言えば、一番思うのは今でも活気づいている、当然会員も増えて活気づいているのが理想やね。会員数も増えているのが理想だし、何度も言うようですが、もっとメンバーがJCに対して真剣に取り組んで欲しいなと思う。それは年初から言っている、時間もお金も使った「成果」だと思うんです。
残念ながら2009年度は非常に盛り上がって、その引き続きでやっているけども、まだまだ目は実(じつ)には向いていない気がする。でも、それはすでに一歩は踏み出しているんです。まちに一歩踏み出したと思う、じゃあ次の一歩を踏み出すにはというのが2010年度だったわけです。
これから先はこれまでやってきたことを検証しつつ、実際の利益というか実際のその効果を検証して欲しい。例えば会員の資質の向上でもいいんです。どうなって欲しというとことまでいってほしい。
<総務広報委員会>
理事長がよく言われる「結果」や「効果」で、1つ上げるとしたらまず何を上げられますか?
例えば、市民と行政のワークショップが毎月定期的に行われるようになっている、とか、山城のシンボルが全国的に有名になっている、などがあるのかなと思いますがいかがですか。
<森本理事長>
5年後ならね、やはり会員の拡大かな。会員が右肩上がりに行きたいね。会員拡大はすべての事に起因するんだと思うんですね。会に魅力が無ければ会員は増えないでしょ。料理のおいしいお店は、一生懸命PRしないとお客さんは来ないけども、本当においしいいお店には放っておいても、列を作ってまで来るでしょ。そういう団体になってほしいなと思う。会員数が増えるということは、会が魅力的で、人だけじゃなく、やっていることもそうだと思う。入ってみたら仕事にはつながらないけども「ああ、なんか成長して帰ってきた」とか名刺の出し方を学んで帰ってきたとか。あの団体に入ったらはきはきとものをしゃべるようになったとかね。そんなことでもいいと思うんですね。あの団体に入ったらうちの会社にはメリットがある。まちづくりにしても、僕らがまちを変えたというくらいのことがあったら自分達もやってみたいなと思う人もいると思います。世の中にはまちづくりをやってみたいと思うひとはいっぱいると思うんです。そしたら選択肢はたくさんある。例えば、山城青年会議所もあるし、NPOやましろもあるかもしれないし、NPOまちづくりもあるかもわからないし。そんな時にどこに入ったら自分は一番まちづくりができるんだと考えた時に、そしらたこの団体だなと思われるようになってほしい。

<総務広報委員会>
では、1つの事業が成功することよりも会の魅力があがることのほうが大事だということですか?
<森本理事長>
今年ビジョンで5つの柱を掲げたんですよ。これは5本のどれが欠けてもダメなんです。
2本ではもろいかもしれないし、1本ならふらふらするし、柱はある毎に会というのはどっしりする。バランスがよくなる。
これはっていうだけではダメだと思う。バランス良くならないとダメだと思う。会員の資質だけ良くても、まあそれでもいいのかもしれませんが、それでは小さいものしか建たない。やはり色んな柱があれば色んなものが建つ。
会員の資質の向上があれば会員の拡大につながるだろうし、そういうメンバーが多いとなればまた新たなこんなことをやりたいとか出てまちづくりというのが出てくるかもしれないし、そういうメンバーが多ければお正月は遊ぼうやとか交流になると思うし。非常に誘起的につながると思う。だから、「これが」というのは無いですね。まちづくりだけしてたらいいのではないと思う。まちづくりと資質だけでは会員拡大は無くてもいいのかというと、2~3人でできるのか、と言われたら何か事業をしようと思ったらこれだけの人数はいるでしょ。私は今年の委員会でも、自分達の委員会でできることをしなさいよと言っている。
<総務広報委員会>
まちづくりだけをしていてもダメだということですか?
<森本理事長>
バランスが有ると思う。3人でできるまちづくりや300人でできるまちづくりがある。3人しかいないのに300人でやるようなことをやろうとしてもできないじゃないですか。でも、いづれ目標は300人でやるようなことを目標として掲げて、事業としてこっちを向こうと。で、事業で300人必要なら会員拡大を300人入れるようにしようとか。で、これだけ増えたらなきっちりした組織の規律が要るなということで規律を作っていこうとか色んなことが全て絡み合う。
だから柱というのはどれが重きでもなく皆が皆生きていくものです。
家でもそうでしょ、大黒柱はあるかもしれませんが、他の柱が抜き出てたら家が傾くでしょ。同じような大きさ同じような配置にしないとね。
本当に今まで色んな考え方をもってきて、理想というと突きつめると私の名刺の裏に書いている「存在価値」と「存在価値」なんですね。存在意義だけあってもだめなんです。私たちはまちづくりのためにやっているんだという意義だけでは、盛り上がらないし、うだうだなら意味が無い。存在意義があって存在価値が無かったらね。
でも存在価値があったら、入会したら楽しいことがあるで、とか、入ってきたら勉強になるでと言いながらも入ってきたら何をしているかわからなかったり、町や市民のためになってなかったら意味が無い。存在価値がないとこの団体が地球上に存在している価値はない。だからそれはまちづくりにこだわっているわけではないんですよ、社団法人はまちづくりをしないといけないとも書いてないし、会員の資質向上だけでもいいと思います。まちづくりを別にしなくてもなんとかなるかもしれないし。
<総務広報委員会>
まちづくりをやらなくてもいいかもしれない、とおっしゃるのは意外ですね。
<森本理事長>
メンバー自身がまず色んなことを深く考える人になるのが大事だということですね。まちづくりだけじゃなしに、僕らはこういう団体だというのをみんな持って、意見をぶつけ合うのが青年会議所だと思う。俺はまちづくりじゃなく会員の資質向上だけでいいねん、と思っているだとかね。要は自分の主観や意見を持ってほしい。
当然まちづくりで有るべきだという意見もある、それを戦わせてお互い理解して「お前の言うこと分かるな」「お前の言うこともわかるぞ」というのを見出していくのがやり方だと思う。そんなメンバーになってほしいと思う。今は誰かがこう言えば、そうやそうやとなってしまう。
色んな考え方があると思う。10人いたら10人の考えがあると思う。それを戦わせて皆で目指していこうというのが青年年会議所だし、それは小さい中ではそれでいいと思うけど
大きくなってくればそれは実際にも反映していける思う。
みんなが市民がそういう意識を持っていないと、誰かがこの方向やと言ったら皆がその方向に動かざるを得ない。考えていなかったら議論ができない。

<総務広報委員会>
なんでこうするんだと言われて、トップがこうすると言ったから、では意思が無いですね。
考えを持って意見をぶつけられる人間になって欲しいということですね。有難うござました。